この記事では、行動スクリプトタグの設定方法や注意事項についてご説明いたします。
目次
行動スクリプトタグとは?
DECA Web接客で取得できるユーザーデータで、行動データが追加されました。
行動データとは、サイト内での閲覧履歴に基づいて取得できるデータを指します。
ユーザーのCookie情報を介して「どこから来たのか」「どこを見ているか」「サイト訪問回数」などを
匿名状態のままで知ることが可能です。
その行動データを取得するためのタグが「行動スクリプトタグ」となります。
設定方法
SYNALIO管理画面>アプリケーション一覧>アプリケーション詳細に
行動データ用スクリプトが反映されています。(下記画像参照)
※行動データ取得機能は、マーケティングプランをご契約の企業様のみが対象となります。
自社のプランは担当までお問い合わせください。
このスクリプトタグを埋め込むと、DECA Web接客設置サイトの行動データが取得できますので、
全ページに適用されるように<head>部分へタグの挿入をお願いいたします。
注意事項
1. 行動スクリプトタグとチャットボットスクリプトタグは一緒にご設定ください
行動種別:サイト流入・訪問回数 取得したい場合は、行動スクリプトタグのみでは取得できませんので
チャットボットスクリプトタグも同時に埋め込むようにお願いいたします。
2. アプリケーションが複数ある場合
アプリケーションを複数作っていただいている場合は
メインのアプリケーションの行動スクリプトタグのみ設置してください。
複数行動スクリプトタグが設置されているとチャットボットが正常に起動しません。
3. スクリプトタグを入れた時の注意点
このスクリプトタグを入れると、今までのダッシュボードとセッションの取り方が今までと変わります。
セッションの切れるタイミングが下記となります。(Google Analytics仕様を参考)
【旧】12時間動きがなかった場合
↓
【新】30分間動きがなかった場合
過去のダッシュボードと数値が大きく変わる可能性がありますのでご注意ください。
4. スクリプトタグを入れなかった時の注意点
行動スクリプトタグを入れずにダッシュボードが切り替わった場合
・セッション時間は従来通りの12時間
・サマリー(セッション別)の数値が算出できない
・チャネル別CV数がOtherだけになる
・ユーザグループ・ユーザークラスタの人数算出ができない
・それに伴い、ユーザグループ・ユーザークラスタ毎の数値(チャット利用率など)がすべて算出できない
・チャットビジュアルレポート、ビジュアルレポートが生成されない
・キャンペーンレポート、ポップアップレポートが生成されない
・ユーザーに行動ラベルを付与することができない
・それに伴い、行動ラベルを加入条件にしたユーザグループへのマッピングができない