この記事ではIPアドレスによるアクセス除外機能についてご説明いたします。
目次
アクセス除外とは?
Webサイトを分析する上で社内や関係各所からのアクセスも数値に含まれてしまうと、多少なりとも正値との間にギャップが生じてしまいます。
管理画面上であらかじめグローバルIPアドレスを設定していただくことで、そのアドレスからのアクセスをダッシュボードや各種レポートの数値から除外することが可能です。
グローバルIPアドレスの設定方法
管理画面のアプリケーションメニューから「アプリケーション設定」画面を開いてください。
社内からのアクセスを集計から除外したい場合は、こちらにアクセス元のグローバルIPアドレスを設定します。
「IPアドレス確認」ボタンをクリックすると、現在接続されているグローバルIPアドレスを確認することができます。
IPアドレスが複数ある場合はカンマ区切りで入力してください。IP範囲指定の場合はCIDR形式で入力してください。
入力が完了しましたらページ下部の「更新」ボタンをクリックしてください。
アクセス除外時の挙動
除外設定されたIPアドレスからアクセスがあった場合の挙動についてご説明いたします。
こちらはあくまでIPアドレス設定後の挙動となります。
設定前や、一度設定したIPアドレスを削除した後は以下の挙動は適用されませんのでご注意ください。
以下の数値がカウントされません
- ダッシュボードの数値
- コンバージョンレポートの数値
- キャンペーンレポートの数値
- チャットビジュアルレポートの数値
- 有人チャットレポートの数値
- 会話フローの数値
以下のラベルが付与されません
- ラベルノードで付与した会話ラベル
- リンクボタンで付与した会話ラベル
- アクションで付与した会話ラベル
- キャンペーンクリックで付与した会話ラベル
- 行動ラベル
- コンバージョンラベル
特記事項
以下は例外的な挙動となります。
- 有人チャット画面から手動で追加する行動ラベルは付与されます
- 会話ログは記録されます
- Eメールノードによるメール送信は実行されます
- CSVノードによるCSV出力は実行されます
